まずはツーリングの醍醐味を！房総フラワーライン
房総フラワーラインとは、房総半島の南端に位置する館山から南房総市の和田町までを結ぶシーサイドラインです。
海岸線に沿った道が、じつに46kmに渡って続きます。
どこまでも続くような果てしない海を眺めながらバイクを走らせる、まさにツーリングの醍醐味といっても過言ではないでしょう。
とくに館山市の伊戸から相浜にわたる約6.6kmの間は、「日本の道100選」にも選ばれています。
「フラワーライン」と呼ばれているように沿道には美しい花々が咲いており、海の光景と並んでこのラインを走る大きな楽しみとなっています。
フラワーラインではバイクのツーリングだけでなく自動車のツーリングルートとしても人気があるほか、マラソン大会が実施されているエリアもあります。
途中には道の駅南房パラダイスなどもあるので、のんびり快適にツーリングを楽しめるのも魅力です。
ここは本当に日本？千葉フォルニア
千葉フォルニアは名前から容易に想像することができますが、アメリカのカリフォルニアを意識した名称で袖ヶ浦海岸のことを言います。
まさにカリフォルニアの風景を彷彿させるような開放的な環境でバイクを走らせることができます。
海沿いにはヤシの木が植えられているエリアもあるなど、まさに南国テイストたっぷりです。
道路もちょっとアメリカンな感じで広いところが多く、安全・快適にツーリングできます。
西海岸はとくに夕日が美しく、時間帯を工夫して訪れればますます異国情緒あふれる世界を楽しめることでしょう。
夏場の「いかにも南国！」な時期もよいですが、冬場の景色もなんとも言えない魅力を備えています。
東京湾の守り神？東京湾観音
東京湾沿い、千葉県富津市にそびえ立っているのが「東京湾観音」という巨大な観音さまの像です。
その高さじつに56メートルと、このエリアのランドマークと言ってもいい存在で、東京湾を往来する船舶の安全を見守り保護する守り神（仏さま）として愛されています。
最大の特徴はこの像が大坪山という山に立っており、そこが絶景ポイントになっていることです。
どこまでも果てしなく続く海を眺めてバイクを走らせるのもよいですが、東京湾を一望できるロケーションにもまた違った魅力があります。
眼下になだらかなカーブを描いている海岸線はもちろん、対岸に位置している神奈川県までも視界に捉えることができます。
また房総半島から西に向かって東京湾を眺めている位置関係になるため、ここも夕暮れ時に非常に美しい光景を見ることができます。
対岸の陸地や山に夕日が沈んでいく光景は東京湾に面しているこのスポットならではの魅力です。
ソロでのツーリングでじっくりと浸るもよし、恋人とのツーリングでロマンティックな気分を味わうのもおすすめです。
これらのスポットは訪れやすいうえに利便性も高く、快適なツーリングを楽しめる点でもおすすめスポットとなるでしょう。
