1. >
  2. >
  3. 燃料タンクの交換

燃料タンクの交換

バイクのタンクをセルフ交換する方法

バイクのタンクは露出した状態にあるため、衝突などの原因で傷や凹みが生じるケースも見られます。
そのため、バイクを乗っていれば必ず交換が必要な時が来るのですが、この交換は自分で行うことも十分可能です。
バイクのメンテナンスの中ではこのタンクのセルフ交換は比較的難易度が低いレベルとされており、基本的なバイクの仕組みを知っている人ならとくにトラブルを抱えることなく行うことができるでしょう。

基本的な動作は、タンクの取り外しと新しいタンクの取り付けです。
まずシートを取り外した状態で、タンクの上部にある固定するためのボルトを取り外します。
そのうえで、燃料コックレバーをオフにしてから燃料ホースのホースクリップを取り外し、燃料ホースそのものも取り外します。
そして最後に燃料タンクを取り外せば、交換の準備が完了です。

新しいタンクを取り付ける方法は基本的には取り外す作業を逆に追っていく形になりますが、若干の違いも見られます。
まず、タンクを取り付けたうえでボルトで固定します。
そのうえで、最初に外したシートを取り付けてから燃料ホースの取り付けを行います。
燃料ホースを取り付け、ホースクリップで固定すれば完了です。

こうしてみても、手順にも複雑な面はありません。
はじめて自分でバイクの部品交換をする、という方にも良いステップになるかもしれません。
ポイントとしてはドライバーやペンチ、レンチなど必要な器具を揃えておくこと、それもできるだけ使い勝手の良いものを用意しておくことでしょう。

ショップに交換してもらったらどれぐらいの費用がかかる?

セルフ交換はちょっと不安という方は、バイクショップに持ち込んで交換してもらうこともできます。
じつはバイク交換の作業そのものの費用はとても安く、1000~1500円程度で行ってもらうことができます。
プラス部品代がかかりますが、安全・確実で、しかもすぐに交換することができることを考えれば、最初からショップに依頼するのもひとつの選択肢となるでしょう。

セルフ交換の際に必要な工具にかかる費用は少なくても2000~3000円くらいかかりますから、タンクの交換はプロにやってもらう方がコスト的にもよいともいえます。
あるいは、最初のタンク交換ではショップに依頼してその作業を直接見たり、気になる部分を質問したりとして知識を蓄えておく、そのうえで次からはセルフで交換してみる、というやり方もあるでしょう。
ですから、結論としてはバイクのタンク交換はセルフでも十分にできる、でもショップに依頼する場合でも低予算で行うことができるので無理して自分で行う必要はない、ということになるかもしれません。
自分でメンテ・交換した方がバイクに愛着を感じる面もありますから、コスト面で判断するのではなく、自分なりの価値観や好みで決めるのが一番良いかもしれません。

オススメ記事4選

Copyright © 2024 BIKE web
top