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中古バイクを長く乗り続けるには

納車後にメンテ・整備しておきたい項目について

中古バイクの寿命を決めるポイントは、まずエンジン廻りの状態です。
バイクの中でも自分でメンテ・整備できる部分としては、まずエンジンオイルの交換が挙げられるでしょう。
エンジンオイルが汚れていたりすると、エンジンの焼付きなどの問題が生じて寿命が縮まってしまう恐れがあります。

それから、寿命を延ばすだけでなく安全に乗り続けるためにも、バッテリーや冷却水の状態も確認しておきましょう。
エンジンまわりではもうひとつ、プラグが正常に機能するかどうかも必ずチェックするのを忘れないようにしましょう。
エンジンの点火がしっかりできないような状態では、長持ち以前に快適な運転ができません。

同じく安全性も踏まえてチェックしておきたいのが、ブレーキまわりです。
中古バイクの購入時には、この点にもっとも不安を感じる方も多いはずです。
ブレーキフルードの状態、ブレーキパッドの残量などは必ずチェックし、必要に応じてメンテ・整備するようにしましょう。

乗る際に注意しておきたいこと

中古バイクを長持ちさせるポイントとして「できるだけ頻繁に乗る」ことが挙げられます。
もともとある程度消耗しているわけですから、乗るのを避けるよりも頻繁に乗ってエンジンを動かす機会を持つようにしましょう。
あまり長い間放置しておくと、エンジン内に結露が生じたり、なかなか点火しなくなる、さらにはバイクが完全に動かなくなってしまう可能性さえあります。
乗ることではなく、乗らないことで中古バイクに最後のとどめをさしてしまうことがないようにしましょう。

中古バイクの寿命は、エンジンの状態によって左右されます。
乗る時には、エンジンをかけてから少し時間を置いて温まった状態になってから乗るようにしましょう。
そうすることで、エンジンへの負担を和らげることができます。

あとは基本中の基本ですが、荒っぽい運転は避けることも重要です。
中古バイクの場合、安全運転の視点からだけでなく、バイクを長持ちさせるうえでもこの点が重視されます。
例えば急ブレーキを頻繁に掛け急激な加速・減速を繰り返す運転環境では、それぞれのパーツに大きな負担をかけ寿命を縮めてしまいます。
下手をすれば運転中に深刻なトラブルを起こして立ち往生、なんてことにもなりかねません。

それから、悪天候の際にはなるべく乗らない方がやはり寿命が長くなります。
どうしてもというわけではありませんが、バイクに乗る予定があった日でも天候が悪いなら延期する、といった配慮もあればより長持ちさせることができるでしょう。
こうした乗る時のちょっとした工夫を日々心がけることが、せっかく購入した中古バイクを長く乗り続けるコツとなります。
「乗りながら日々メンテを心がける」が基本です。

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