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アプリリアのバイクの特徴や歴史

アプリリアの特徴

アプリリアは、第二次世界大戦直後のイタリア、ノアーレでアルベルト・ベッジオによって創立されたバイクメーカーです。
創業時は自転車の製造から始まり、その後スクーターや小排気量のバイクに移行しました。
近年では1,000 ccのVツインエンジンを搭載したモデルや、V4エンジンを搭載したモデルなどの大型スポーツバイクを生産しています。

アプリリアのバイクの特徴はスポーティな走りと革新的なデザインで、特に高性能のスポーツバイクの分野で高い評価を受けています。
また、レースでの成功を製品開発にフィードバックすることで、一般道でもレースのテクノロジーを感じられるバイクを提供している点も大きな魅力と言えるでしょう。
このようにアプリリアは、レーシングスピリットを核とした高性能なバイクを通じて世界中のライダーに愛され続けています。

アプリリアの歴史

初めは自転車の製造からスタートしたアプリリアですが、イヴァーノ・ベッジオが1968年に会社を引き継ぎ、初めてオートバイを製造したことからアプリリアのオートバイ製造が本格化しました。
最初に生産されたモペッドは「Colibrì」「Daniela」「Packi」と名付けられ、その後1970年にはモトクロスバイク「Scarabeo」を発表し、1970年代終わりまで生産を続けました。

1980年代には、エンデューロ、トライアル、ロードバイクをラインナップに加えました。
この時期に注目されたのは、トライアルマシン「TL320」やロードバイク「St 125」です。

1990年代は、アプリリアにとってさらなる飛躍の時期でした。
1992年にはアレッサンドロ・グラミーニが世界125ccロードレース選手権で優勝し、アプリリアはモータースポーツの世界で名声を確立します。
また、この時期にはスクーター市場への進出も果たし、特に「Amico」や「Scarabeo」といったモデルは大きな成功を収めました。

1998年には、1000ccのVツインスーパーバイク「RSV Mille」を発表し、アプリリアは大排気量スポーツバイク市場に本格参入しました。
2004年にピアッジオに買収されますが、グローバルな地位をさらに強化するに至っています。

アプリリアの人気バイク

アプリリアでは、フラッグシップモデル「RSV4」が人気です。
2008年に生産が始まったモデルで、999.6 ccのV-4エンジンを搭載しています。
このエンジンはアプリリア初の四気筒で、レース仕様では200馬力を超える出力を誇ります。

125ccクラスのスポーツバイク「RS4 125」も人気です。
電子制御の燃料噴射システムを備えた4ストロークの単気筒エンジンを搭載しています。
RSV4と同様、クイックシフトシステムを搭載しており、クラッチを使用せずにスムーズなシフトアップが可能です。

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