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ロイヤルエンフィールドのバイクの特徴や歴史

ロイヤル・エンフィールドの特徴

ロイヤル・エンフィールドの特徴をひと言で言えば、「クラシック」に尽きるでしょう。
現存する世界でもっとも古いバイクメーカーでもあり、その長い歴史を忠実に引き継いだデザインを備えているからです。
重厚で風格があり、「古き良き」という言葉がピッタリ当てはまるような、年季の入ったバイク好きにとくにアピールする魅力・特徴を備えています。

そんなこのメーカーのクラシックな特徴は、機能・性能面にも見られます。
長い歴史の中でデザインはもちろん、車体の構造そのものも大きな変更を施してこなかったため、シンプルな構造をしています。
そのため、構造・デザインはそのままでエンジンだけを改造して搭載しているケースが多く、中にはディーゼルエンジンを搭載しているモデルもあります。

ロイヤル・エンフィールドの歴史

ロイヤル・エンフィールドの名前を聞いた人の感想は、「イギリスのメーカーね」と「インドのメーカーだっけ?」のおそらく二通りに分かれるでしょう。
このように分かれるのは、このメーカーの歴史と深く関わっています。
簡単に言えば、ロイヤル・エンフィールドはもともとはイギリスのメーカーで、今はインドのメーカーなのです。

先述したように、ロイヤル・エンフィールドは現存する世界でもっとも古いバイクメーカーであり、創業は1851年まで遡ります。
当初は自転車・自転車部品メーカーで、バイクの製造をはじめたのは1901年、1933年には同メーカーの歴史上重要なモデルともいえる「サイカー」を販売開始しました。
街乗り、とくに通勤に便利なことから、非常に高い人気を誇りました。

第二次大戦後もしばらく安定した人気を誇りましたが、1962年に大きな転機が訪れます。
他社に経営権を譲渡したのです。
さらに1971年にはイギリスの本社が倒産し、インドで生産が続けられる形となりました。
この段階で、イギリスのメーカーからインドのメーカーになった形です。
さらに1996年にはアイシャーに吸収合併される形で、同社の一部門の立ち位置となりました。

ロイヤル・エンフィールドの人気バイク

同メーカーの人気モデルとしては、まず「Scream 411」が挙げられるでしょう。
「アドベンチャー・クロスオーバーモデル」と銘打って売り出されているこのモデルは、小回りが利く俊敏性とスピード感、そして場所を選ばないオールマイティーな走行性が大きな特徴となっており、オフロード・オンロード両方のライダーから評価されています。

それからクルーザーの代表格「Meteor350」も、日常の街乗りとツーリングの両方で快適な走行を可能しているモデルで、クルーザーらしい躍動感を味わわせてくれる乗り心地も魅力です。
ライディンポジションやブレーキ性能など、長時間の運転にも配慮した作りも評価のポイントです。

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