投稿者: SLbik7uK

  • 自分でもできるヘッドライト交換

    バイクのヘッドライトは安全な走行のために大切

    夜にバイクで走ることが多いライダーにとって、ヘッドライトはとても大切なパーツです。
    ライトで前方明るく照らすことによって快適に走行することができますし、安全にもつながります。

    ヘッドライトはただ点灯していれば良いというわけではなく、明るさも重要です。
    ライトは経年によって少しずつ明るさが落ちてきますが、見えにくくなると夜に走行するときに視認性が悪くなってしまいます。

    また、ヘッドライトは安全性や視認性を向上させるだけでなく、バイクの雰囲気も大きく変える存在でもあります。
    古くなったヘッドライトを新しいものに交換するだけでも、かなり以前と違った雰囲気になるはずです。
    初心者のうちはヘッドライトにあまり気を使わないこともありますが、慣れているライダーは明るさや色までこだわってヘッドライトを選びます。
    そのため、ヘッドライトが経年劣化してきたと感じたら、積極的に変えるようにしましょう。

    ヘッドライトを交換する手順を理解する

    バイクのヘッドライトは古くなったら交換する必要がありますが、バイクショップで依頼する方法に加えて、自分で交換することもできます。
    手順としてはまず、新しいヘッドライトをバイクショップやホームセンターなどで購入します。
    最近はインターネットの通販でも購入することができます。

    次に、ヘッドライトのカバーを取り外します。
    取り外し方はバイクによって違いますが、説明書などに書かれているはずです。
    前もって確認して正しい手順で行うようにしましょう。

    カバーを外したらヘッドライトを手で外すことができるため、力を入れすぎないように注意して外しましょう。
    そして新しいヘッドライトを取り付けます。
    このとき、きちんと取り付けられているかを確認しておきましょう。

    取り付けが終わったら再びカバーを取り付けて、ヘッドライトの交換が完了です。
    このように比較的簡単に行うことができるため、初心者でも行いやすい作業です。

    ライトは電気系統のため、正しい配線を確認する必要あり

    ライトの交換手順は比較的簡単ですが、人によっては失敗してしまうことがあります。
    多くの人がやってしまいがちな失敗として、配線の接続間違いがあります。
    ヘッドライトはバイクの電気系統によって動作しており、配線をつなぐ必要があります。
    このとき、とりあえずつなげば良いというわけではなく、正しく接続しなければ点灯しません。

    交換が終わったら、必ずバイクのエンジンを作動させヘッドライトが正しくつくかどうかを確認しましょう。
    もしライトがつかないないようであれば、配線が間違っている可能性があります。
    二度手間にはなりますが、もう一度カバーを外しきちんと接続されているかどうかを再確認しましょう。

  • 今や必需品!スマホホルダー

    スマホホルダーはバイクの人気パーツ

    バイクには、さまざまなパーツをカスタムで取り付けることができます。
    その中でも特に人気なのは、スマホホルダーです。

    スマホホルダーとは、その名の通りスマホをバイクに固定するためのツールです。
    最近はスマホを使っていない人はほとんどいないと言われるくらい、多くの人に普及しているアイテムです。
    バイクに乗っているときにもスマホを使いたくなることがありますが、片手でスマホを使いながら走行するのはとても危険ですし、法律でも禁止されています。

    こうしたときに便利なのが、スマホホルダーです。
    ライダーが見やすい位置にスマホを固定することができますから、バイクでの移動時間やツーリングがより充実したものになります。
    スマホホルダーは比較的安価に購入することができるため、ぜひ購入して取り付けることをおすすめします。

    しかしスマホホルダーは、種類が非常に多いため選ぶときにどれにしようか迷うことがよくあります。
    これまで取り付けたことがないと、それぞれの商品にどのような違いがあるのかわからないことも多いです。
    そこでここでは、スマホホルダーの選び方とおすすめの商品を紹介します。

    スマホホルダーを選ぶときのポイント

    スマホホルダーを選ぶときに基準にしたいポイントは、大きく分けて3つあります。
    まず1つ目は、価格です。
    似た性能の商品なら、なるべく安い方を買った方が賢い買い物と言えます。
    そのため、もし似た商品が気になった場合は1番安いものを選ぶようといいでしょう。

    次に、取り付け方も大切なポイントです。
    ホルダーの取り付け方は、アーム型やポーチ型など商品によって違います。
    それぞれの取り付け方によって使い勝手も変わるため、自分の用途に応じた取り付け方を選ぶようにしましょう。
    商品のパッケージには取り付け方もイメージが書いてあるため、自分がバイクに乗っている状況をイメージすると良いでしょう。

    3つ目として、サイズの調節ができるかもポイントです。
    ホルダーによってはバイクの大きさに合わせてサイズが調整できるようになっており、より使い勝手が良い仕様になっていることがあります。
    こうしたホルダーはより使いやすいため、ぜひ考えてみてください。

    おすすめのスマホホルダーを紹介

    最後に、おすすめのスマホホルダーを紹介します。
    1つ目はニコマクのホルダーで、しっかりとした作りで使いやすく、初心者から熟練のライダーまでおすすめできるホルダーとなっています。

    もう一つのおすすめは、ウミネコのホルダーです。
    値段も手頃で使いやすく、こちらも幅広いライダーに向いています。
    もしホルダー選びに迷った場合、これらを参考に選んでみてください。
    自分に合ったホルダーを取り付けて、より快適なツーリングや移動を楽しんでください。

  • タイヤは日頃から点検しよう

    タイヤは定期的に良い状態かを確認するべき

    バイクのタイヤは、定期的に確認をすることが大切です。
    バイクで走ることになる道はさまざまで、ときには荒れた路面や砂利道を走るときなどもあると思います。
    こうしたとき、バイクのタイヤは少しずつダメージを受けています。

    摩擦によってすり減ってしまったり、道路に落ちている石などによってタイヤの表面に傷が付いてしまったりすることもあります。
    この状態をそのままにしておくと、タイヤがパンクしてしまったり走りにくくなってしまったり、トラブルの原因になってしまいます。
    そのため、目視で構わないため、ときどきバイクのタイヤをチェックしておくことを心がけましょう。

    チェックをこまめに行っておけば、タイヤに異常が発生したときにもすぐ気付くことができます。
    大きな事故を未然に防ぐことにつながるため、ぜひ行っておきましょう。

    タイヤの仕様を確認しておく

    初心者のライダーの場合、タイヤはどれも同じと考えていることがあります。
    しかしタイヤにはさまざまな仕様があり、それぞれの商品で性能が異なります。
    そのためタイヤの点検をするときにも、それぞれの仕様を踏まえてチェックしておく必要があります。

    バイクのタイヤの仕様を確認するには、タイヤを購入するときについている仕様書を見るのが一番手っ取り早い方法です。
    仕様書はその名の通り、タイヤに関する情報が記載されています。
    これを読んでおけば点検するときにも役立つため、きちんとチェックしておきましょう。

    また、タイヤを購入するときにスタッフにどのような仕様なのかを聞いておくのもおすすめです。
    スタッフはそれぞれの商品について詳しい知識を持っていますから、どのような点に気をつけて点検をするべきかについてもアドバイスをしてくれるでしょう。

    タイヤの空気圧も大切

    バイクで走行していると、少しずつタイヤの空気圧が減っていきます。
    タイヤには空気が入っており、走行とともに少しずつ中に入っている空気が漏れていきます。
    空気圧が減ってしまうと走行しにくくなってしまうため、定期的に空気圧を調整する必要があります。

    空気圧の調整は自宅で専用の機械を使って行うこともできますが、ガソリンスタンドなどで調整してもらうのも手軽で便利な方法です。
    ガソリンスタンドで給油するときに、空気圧の調整をお願いしますとスタッフに声をかけてみましょう。
    多くのガソリンスタンドの場合、無料で行ってもらうことができます。
    空気圧の調整はすぐに済むことが多く、3分もすれば終了するため急いでいるときでも依頼したい場合はしてみましょう。

    以上が、バイクのタイヤで注意しておきたい点です。
    事故を未然に防ぐためにも、しっかり気をつけておきましょう。

  • バイクはローンでの購入がおすすめ

    バイクの購入はローンがおすすめの理由

    バイクは自家用車ほど高くはありませんが、安いものでも10万円以上はします。
    学生や働き始めたばかりの社会人の場合、10万円以上の品物を現金で即買える人はそれほど多くはないはずです。
    それでもどうしてもバイクが欲しいというのであれば、ローンで購入するのも一つのアイディアです。

    ローンでバイクを購入すれば、手元にある現金はいざという時のために残しておくことができます。
    バイクを買うということは、合わせて強制保険や任意保険にも入らなければならないということですから、それらの金額をトータルして見れば現金で買うのはちょっときついと思うのではないでしょうか。

    「お金を貯めたらバイクを買う」と考えている人もいるかもしれませんが、これだとお金を貯める数ヶ月、あるいは数年の間バイクはお預けということになってしまいます。
    つまり、バイクが好きなのにバイクから遠ざかってしまうことになるわけです。

    この点、ローンで購入すれば確かに利息などを払わなければなりませんが、憧れのバイクをすぐに手に入れることができるという大きなメリットがあります。
    毎月1万5000円の貯金をしていれば5年後には90万円のバイクを現金で買えますが、5年の間にはいろいろなことが起きます。

    結婚して貯金どころではなくなるかもしれませんし、こうなるとバイクを購入することは夢の夢になってしまいます。
    そうならないためにも、今すぐローンでバイクを購入して毎月お金を少しずつ返済していくほうが賢明と言えるでしょう。

    こうすればすぐにバイクを楽しむことができますから、時間を失うことがありません。

    バイク購入に使えるローン

    ローンというと利息が比較的安いのは銀行ですが、銀行にはバイクローンというのはあまりありません。
    その代わり、マイカーローンを使うことができます。
    マイカーローンの借入限度額は1000万円以内としている銀行が多いので、バイクを購入するのであればまず問題はありません。

    借入利率もほとんどの銀行で1.85〜2.5%ですから、利息に膨大なお金を払わなければならないといったこともありません。
    この他にディーラーやバイク専門店で独自のローンを用意しているところもありますから、これを活用するのも悪いアイディアではありません。

    ただし、バイク専門店のローンは借入利率が6.8〜9.8%とかなり高めですから、返済期間が長くなるとかなりの利息を払わなければならなくなってしまいます。
    ローンとはちょっと違いますが、クレジットカードでバイクを購入し分割払いにする方法もあります。

    利率はカード会社によって違いますので、最初に返済金額のシミュレーションをしてみるといいかもしれません。

  • バイクにもつけたいドライブレコーダー

    バイク用ドライブレコーダーの種類

    自家用車にドライブレコーダーを搭載している人は多いものですが、バイクにもドライブレコーダーを取り付けておくと何かと便利です。
    万が一の事故の際には証拠が映像として残りますし、ツーリングの楽しい思い出を録画して保存しておくこともできます。

    価格は数万円が目安でそれほど安いものではありませんが、あるとないとではバイクの楽しみ方が全然違ってきます。
    自家用車で出かけることはほとんどなく、いつもバイクだというのであればぜひ一代購入しましょう。

    おすすめのバイク用ドライブレコーダー

    多彩なカーエレクトロニクス製品を備えていることで有名なユピテルから発売されている「BDR-2 WiFi」は、高スペックのドライブレコーダーです。
    無線LAN機能が搭載されているので、専用アプリを入れておけばスマートフォンと簡単に接続することができます。

    車両電源で動くのでバッテリー切れの心配も全くなく、音声やGPSのログなども記録することができます。
    動画も200万画素の高精細画像で、常時録画の他にイベント録画にも使えるようになっています。

    ユピテル「BDR-2 WiFi」よりもリーズナブルで、しかもコスパがいいのがアサヒリサーチの「Driveman BS-8a」です。
    「Driveman BS-8a」は警視庁と共同開発した製品で、約8時間の連続録画が可能です。

    オプションで車両取り付けブラケットも用意されており、持ち運びも便利なので盗難のリスクがありません。
    このモデルに付加機能をプラスした「Driveman BS-10」は、高画質での録画が可能です。
    WDRとHDRの機能も搭載されているので、画像の黒つぶれ白とびも抑えることができます。

    「Driveman BS-8a」のお値段は21,470円、「Driveman BS-10」の方は24,980円です。
    アサヒリサーチからはもうひとつ、「Driveman S-101 -W」というモデルも発売されています。
    これはウェアラブル兼バイク用のドライブレコーダーで、LED信号機にも対応しています。

    PCや家庭のコンセントから充電することができますが、連続撮影ができるのは約3時間までとなっています。
    ハンドルバーへのクランプブラケットもオプションで用意されています。

    デイトナにはおしゃれなバイク用のアイテムが多いのですが、ドライブレコーダー「DDR-S100」はコンパクトで高性能な製品として人気を呼んでいます。
    重量は約70gとかなり軽量で、ミラーやヘルメットに取り付けることのできる樹脂製マウントも同梱されています。

    Gセンサーが付いているので、衝撃時の映像は自動的に保存されます。
    これで19,000円はかなりお買い得と言えるでしょう。

  • 高速料金の支払いがスムーズになるETC

    バイク用 ETC車載器のおすすめ

    高速道路を年中利用する人にとって、料金所での支払いというのはなかなか面倒なものです。
    こんな時、バイク用ETC車載器を搭載していればバイクを停車させて料金を払う必要もありません。
    ETCを利用すれば高速料金が割引になるなどの特典もありますので、利用すればお得です。

    バイク用ETC車載器は、大きく分けると「アンテナ一体型」と「アンテナ分離型」の2つのタイプがあります。
    アンテナ一体型というのは、カード読み取り機とアンテナが一体になっているタイプのものです。
    配線がシンプルなので取り付けが簡単で、セットアップ費用を安くできるというメリットがあるのがアンテナ一体型です。

    ただし、このタイプはハンドル部分に取り付けますので人目に付きやすく、盗まれやすいというデメリットがあります。
    バイクは必ず駐車場に駐輪する、あるいは鍵付きタイプのETC車載器を選ぶなどして盗難を予防することが大切です。

    これに対して、アンテナ分離型はアンテナとカード読み取り機が別々になっています。
    ハンドルに設置するのはアンテナとインジケーターだけでいいので、盗難の心配がかなり軽減されます。
    カード読み取り機本体はシートの下などに設置することができます。

    アンテナ一体型だとハンドル操作の邪魔になることがあるのですが、分離型ではこういった心配もありません。
    唯一のデメリットは配線が複雑なことで、バイク屋さんで取り付けてもらうとなるとそれなりの費用がかかります。

    バイク用のETC車載器は自家用車用のものと違い、雨や風、土埃などに直接さらされます。
    ですから購入する際には、防水・防塵機能の高いものを選ぶことをおすすめします。
    防水・防塵性能は「IPコード」と呼ばれるもので表示されていますので、これを見ればバイクの使用目的に合わせて選ぶことができます。

    おすすめのバイク用 ETC 車載器

    数あるバイク用ETC車載器の中でも特におすすめなのは、ミツバサンコーワから発売されている「GPS搭載ETC2.0車載器MSC-BE700E」です。
    3年間の保証がついており、高速道路を快適に利用することができます。

    一体型ではなくて分離型の方がいいというのであれば、同じミツバサンコーワから出ているGPS搭載ETC2.0車載器 MSC-BE700Sも人気があります。
    ETCカードをスライドで挿入する方式になっており、カードが出し入れしやすいのもメリットです。

    高機能のバイク用ETC車載器を選びたいのであれば、ミツバサンコーワのアンテナ分離型ETC車載器MSC-BE31もおすすめです。
    ゲートやお知らせアンテナを通過する時、LEDランプが点灯するお知らせ機能が付いています。

  • 購入と同時に加入したい任意保険

    バイクの保険にはどんなものがあるの?

    バイクは公道を走るものですから、バイクを購入した場合には必ず強制保険に加入しなければなりません。
    強制保険というのは自賠責保険のことで、万が一事故が起きた時に相手のケガに対する補償を受けることができます。

    これはバイクを運転する上での最低限の保険で、事故の際に自分がケガをしても治療費などの補償は受けられず、自己負担になってしまいます。
    ですから、自賠責保険に入っているからといって安心することはできません。
    「搭乗者傷害」や「対物賠償」などに対しても保証を受けたい場合には、やはり任意保険に入っておくのがおすすめです。

    バイクというのは自家用車と比較するとケガをしやすいので、任意保険に入っておけば何かと安心です。
    任意保険では、自分がケガをしたケース以外に自分のバイクが壊れてしまった、ガードレールや相手の車に損害を与えてしまった場合でも補償を受けることができます。

    また、対人賠償責任が自賠責保険の補償範囲を超えてしまった場合にも任意保険がカバーをしてくれます。

    任意保険の保険料

    任意保険は、排気量区分や運転者年齢条件などから保険料を算出します。
    バイクの任意保険においては排気量が125cc以下か、あるいは125cc超えているかで保険料が決定されます。
    つまり、125ccのバイクと50ccの原付では保険料が同じになります。
    また、250ccのバイクと1500ccのバイクでも保険料は同じということです。

    年齢条件に関しては、年齢が高くなるほど保険料が割安になっていきます。
    これは、10代のライダーは50歳代のライダーよりもリスクが大きいとみなされるからです。
    さらに、バイクを運転するのが自分だけではなくて、家族が運転する可能性がある場合も保険料が異なってきます。

    これ以外に、「ノンフリート等級別料率」という言葉も覚えておくと便利です。
    初回の新規契約者はほとんどの場合6等級からスタートしますが、1年間無事故で過ごせば1等級ずつ等級が上がっていきます。
    等級が上がれば上がるほど保険料は安くなります。

    逆に事故を起こして保険を使用すると、翌年度から等級が下がって保険料の方は上がります。

    任意保険の種類

    任意保険には「対人賠償保険」「対物賠償保険」「搭乗者傷害保険」の他に、「自損事故保険」「無保険車傷害保険」などがあります。
    これ以外に盗難保険もつけておくと、万が一の場合に役に立ちます。
    新車の場合にはメーカーがオプションとして盗難保険を設定しているところもありますので、入っておくのがおすすめです。

    中古車に関しても盗難保険はありますが、補償内容は限られていますのでバイクショップでよく説明を受け、納得した上で加入するといいでしょう。

  • トライアンフのバイクの特徴や歴史

    トライアンフの歴史

    一瞬渋い印象を与えますが、日本で根強い人気をもっているのがトライアンフのバイクです。
    トライアンフ(Triumph)は1887年に自転車の生産販売を行う会社「トライアンフ・サイクル」として誕生しました。

    1902年には、「オートバイナンバー1」の開発に成功しています。
    1906年には社名を「トライアンフ・エンジニアリング」に変更し、本格的にオートバイの生産に乗り出します。
    第一次世界大戦では「モデルH」が軍用車として採用されるなど、トライアンフの評価は高まっていきます。

    以後、紆余曲折を繰り返しながらトライアンフは様々な人気モデルを発表します。
    現在では、アーバンスポーツやクルーザータイプが同社の主力商品となっています。

    トライアンフの人気バイク

    ドゥカティのような派手さはありませんが、伝統に基づいた気品のあるオートバイ作りでは定評があるのがトライアンフです。
    中でも人気があるのは、トライアンフの長い歴史の中でも特に有名な「ボンネビル」を再構築したネオレトロスポーツ「ボンネビルT120」です。

    総排気量1197cc、クラシカルな外観と他のライダーからも一目置かれるのがボンネビルT120です。

    同じボンネビルシリーズでも、アメリカンタイプとして人気を集めているのが「ボンネビル スピードマスター」です。
    リラックスした乗車姿勢を演出できるボンネビル スピードマスターは、英国クラシックカスタムの代名詞ともいえる傑作です。

    長年軍用車を生産してきただけあって、トライアンフには実用的でしかもミリタリーを彷彿とさせるデザインのオートバイが何台もあります。
    その中でも特におすすめなのは「ストリートスクランブラー」です。

    スクランブラーシリーズはオフロード対応のクラシカルモデルといった印象が強く、特にストリートスクランブラーは映画「大脱走」に登場したオートバイとしてあまりにも有名です。
    新車販売価格も125万5000円と性能やステータスのわりには高くありませんから、映画ファンの人なら頑張って手に入れるのもいいかもしれません。

    モンスタークルーザー「ロケットⅢ」

    モンスタークルーザー「ロケットⅢ」の現行モデルとして登場したのが、「ロケットⅢロードスター」です。
    総排気量は2294ccで、これは市販のニ輪車では史上最大の排気量です。

    1気筒当たり800ccに迫る3気筒が並んだ様子は、圧巻としか言いようがありません。
    オートバイにこれほどの排気量が必要かどうかという議論はともかくとして、世界中のライダーの憧れの的であることは確かです。

    車両重量は334kgありますから、それなりに体力をつけてから購入した方が良さそうです。
    ちなみにお値段は250万円〜と、意外と控えめです。

  • ベスパのバイクの特徴や歴史

    ベスパといえばスクーターの代名詞

    「ベスパ(Vespa)」といえば、ひと頃まではスクーターの代名詞といった感がありました。
    ベスパというのは製品名で、ベスパを生産しているのはイタリアのオートバイ・自動車メーカー「ピアジオ」です。

    ベスパというのはイタリア語で「スズメバチ」のことですが、文字どおり、スズメバチを連想させる形状のスクーターが生産されたのは1946年4月のことです。

    その後、1949年にはアルミニウムホイールを用いたレース用シャシー「Vespa 125cc Corsa」が誕生しました。
    1950年にはVespa 125cc Corsaは数多くのレースに出場し、ボローニャ選手権やペルージャサーキットで優勝しています。

    この後もピアッジオはベスパを生産し続け、2015年にはピアッジオ130周年とGiorgio Armani40周年を記念して特別コラボモデル「Vespa 946 Armani」が誕生しました。

    レトロな感じが可愛いベスパは、日本でも未だに愛され続けています。
    価格の方はそれほどお手頃というわけではありませんが、それでも40万円以下で手に入るモデルがたくさんあります。

    ベスパの人気モデル

    ベスパの数ある製品の中でも、長い間人気モデルだった「Vespa LX」を復活させたのが「LX125 I-GET」です。
    カラーはイノチェンツァホワイト、アビオブルー、エネルジアブルーの上品な3色で、排気ガス規制ユーロ3をクリアした新型Ijetエンジンが搭載されています。

    見るからにベスパとわかるデザインはスクーターの定番とも言っていいほどで、女性が乗り回すにも最適のデザインです。
    メーカー希望小売価格も396,000円とリーズナブルですから、スクーターを買い換える予定の人はLX125 I-GETを第一候補に挙げておくのも一案です。

    なお、2019年8月までのLX125 I-GETにはドラゴンロッソやライムイエロー、モンテホワイトなどのビビットな色が揃っていますので、中古を探してみるのもおすすめかもしれません。
    非常にコスパの良いモデルです。

    スクーターでも少しランクの高いものを探しているのであれば、「Primavera S150ABS」もおすすめです。
    人気の高いPrimaveraシリーズの中でも最上位機種にあたるS150ABSは、16.6Lのヘルメットインスペースを搭載するなど実用性にも優れています。

    カラーの方もエレガンツァベージュやバルカンブラックなど、いかにもヨーロッパらしい洗練されたバリエーションが揃っているのが特徴です。
    プロフォンドレッドのマットな赤も新鮮な印象を与えてくれます。

    ウォーターフロントを散歩するのにも最適な一台といえましょう。
    お値段は50万6000円(税込)です。