ベスパのバイクの特徴や歴史

ベスパといえばスクーターの代名詞

「ベスパ(Vespa)」といえば、ひと頃まではスクーターの代名詞といった感がありました。
ベスパというのは製品名で、ベスパを生産しているのはイタリアのオートバイ・自動車メーカー「ピアジオ」です。

ベスパというのはイタリア語で「スズメバチ」のことですが、文字どおり、スズメバチを連想させる形状のスクーターが生産されたのは1946年4月のことです。

その後、1949年にはアルミニウムホイールを用いたレース用シャシー「Vespa 125cc Corsa」が誕生しました。
1950年にはVespa 125cc Corsaは数多くのレースに出場し、ボローニャ選手権やペルージャサーキットで優勝しています。

この後もピアッジオはベスパを生産し続け、2015年にはピアッジオ130周年とGiorgio Armani40周年を記念して特別コラボモデル「Vespa 946 Armani」が誕生しました。

レトロな感じが可愛いベスパは、日本でも未だに愛され続けています。
価格の方はそれほどお手頃というわけではありませんが、それでも40万円以下で手に入るモデルがたくさんあります。

ベスパの人気モデル

ベスパの数ある製品の中でも、長い間人気モデルだった「Vespa LX」を復活させたのが「LX125 I-GET」です。
カラーはイノチェンツァホワイト、アビオブルー、エネルジアブルーの上品な3色で、排気ガス規制ユーロ3をクリアした新型Ijetエンジンが搭載されています。

見るからにベスパとわかるデザインはスクーターの定番とも言っていいほどで、女性が乗り回すにも最適のデザインです。
メーカー希望小売価格も396,000円とリーズナブルですから、スクーターを買い換える予定の人はLX125 I-GETを第一候補に挙げておくのも一案です。

なお、2019年8月までのLX125 I-GETにはドラゴンロッソやライムイエロー、モンテホワイトなどのビビットな色が揃っていますので、中古を探してみるのもおすすめかもしれません。
非常にコスパの良いモデルです。

スクーターでも少しランクの高いものを探しているのであれば、「Primavera S150ABS」もおすすめです。
人気の高いPrimaveraシリーズの中でも最上位機種にあたるS150ABSは、16.6Lのヘルメットインスペースを搭載するなど実用性にも優れています。

カラーの方もエレガンツァベージュやバルカンブラックなど、いかにもヨーロッパらしい洗練されたバリエーションが揃っているのが特徴です。
プロフォンドレッドのマットな赤も新鮮な印象を与えてくれます。

ウォーターフロントを散歩するのにも最適な一台といえましょう。
お値段は50万6000円(税込)です。