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バイクのミラーを交換

ミラーの選び方

バイクは自家用車のように体が覆われておらず体をむき出しにして走るため、それぞれのパーツのちょっとした加減が走行に大きな影響を与えます。
ツーリングなどの長距離走行をすることが多い人や通勤で毎日バイクを使用する人も、使い心地の悪いパーツを交換することによって快適に走ることができるでしょう。

安全運転の上で欠かせないミラーも、バイクのモデルによっては使いにくいものがありますから、視野が今ひとつ、なんとなく見えにくい感じがするといったような時は迷わずに交換してしまいましょう。
ミラーが小さい、あるいは幅が狭いタイプだと視野が狭まってしまうので、大きいものに交換するのがおすすめです。

タバコの箱程度の大きさの細長いミラーが付いているバイクを時々見かけますが、走行時の振動でミラーが揺れたりすることを考えるとこのタイプのミラーでは安全走行をするのにかなり苦労します。
基本的にはまん丸のミラーが見やすいので、できるだけこのタイプのミラーに交換するといいでしょう。

ミラーは実際にバイク取り付けてみないと見え方が分からないことが多いので、できればネットショップではなくて実店舗のバイク屋で選ぶことをおすすめします。
実店舗であればバイクに熟知した店員が的確なアドバイスをしてくれますし、そうすれば「安物買いの銭失い」にもなりません。

ユニークなデザインのミラーもありますが、ほとんどが実用性と安全性の点では今ひとつです。
なお、バイクのミラーはモデルによってネジの大きさが異なります。
8mmのものと10mmのものがありますから、最初によく確認してから買うようにしましょう。

ミラーの交換方法

ミラーは逆ネジと正ネジがあります。
逆ネジのアダプターに正ネジのミラーを取り付けることは出来ませんし、逆のケースも同様です。
どうして逆ネジになっているかというと、衝撃を受けた時にネジが締まるのではなくて緩む方向になっていればミラーが折れるのを防ぐことができるからです。

逆ネジや正ネジの概念がよく分からないという人は、自分でミラーを交換せずにバイク屋で交換してもらう方が安心です。
バイク屋で交換してもらう時は、「ミラーは高めにつけてください」などといった要望をはっきりと伝えるようにしましょう。

カスタマイズに慣れている人ならミラーの交換は簡単です。
ミラーの付け根にあるキャップをずらしたら、スパナなどを使ってロックナットを緩めてミラーを外します。
その後、新しいミラーを取り付けるだけです。

締め付けトルクは24~39N・mが目安ですから、あまり強く締め付けないようにしましょう。
ミラーを固定する段階では、バイクにまたがった状態で作業を行えば正しい位置に設置することができます。

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