投稿者: master

  • 沖縄のおすすめツーリングスポット

    沖縄のおすすめツーリングスポット

    離島にも橋で渡れる独特のツーリングロード

    沖縄は日本で最も人気のあるリゾート地です。
    最大の特長は周囲を囲む美しいエメラルドグリーンの海と、整備された交通状況です。

    沖縄県全体が大小様々な離島によって構成されていることから、どういった方面に向かうかにより、たくさんのツーリングロードから旅先を選ぶことができます。

    初めて沖縄でツーリングをするなら、やはり沖縄本島をめぐるルートが一番おすすめです。
    那覇空港から市内に入ってそこでバイクショップからお気に入りのバイクをレンタルし、そのまま旅行中の移動手段にするというのがツーリングライダーの定番ルートになっています。

    もちろん愛車とともにフェリーで訪れるということもできますが、那覇市内にはかなりバイクショップが充実しています。
    結局沖縄内の移動はタクシーやレンタカーになってしまうなら、いっそバイクを数日借りてしまった方がよいということにもなるでしょう。

    沖縄本島は県内で最も広い面積の島ですが、面積そのものはそれほど広いというわけではありません。
    比較をすると香港やシンガポールの国土よりは広いものの、ハワイ島と比較すると約11%程度しか面積がないのです。

    ちなみにハワイ島も四国と比べると半分程度の大きさなので、沖縄本島の移動は島をぐるっと一周してもそれほどではないことが分かるでしょう。

    沖縄本島の周りにも小さな離島がいくつかありますが、それらにはいちいち船に乗らなくてもそのまま陸続きで入れる道路が整備されています。

    この海を渡る長い陸橋があることも沖縄ツーリングの醍醐味で、天気がよく晴れた大空が広がる日にはまるで空中を飛んでいるかのような感覚を味わえます。

    沖縄県に行ったら走ってみたいおすすめ道路

    沖縄には絶景ツーリングコースだらけなので、正直どこが一番おすすめかというと紹介に困ってしまうほどです。
    その中で海岸の景色に優れた陸橋道路ということでピックアップをしてみます。

    まず最初が、沖縄県うるま市与那城にある「海中道路」です。
    海中道路は文字通り海の上を走行する形で作られており、沖縄市からすぐ東側に向かったところにあるうるま市から、近くにある平安座島へと陸続きで道路が引かれています。

    道路は直線でまっすぐ島に向かって通じているので非常に走りやすく、途中に複数ある小さな離島でも観光を楽しむことができます。

    もう一つ外せないのが沖縄南部の絶景スポット「ニライカナイ橋展望台」です。
    ニライカナイは那覇市から南東方面にある南城市の東側に位置する道路で、海上に作られているというわけではないのですが、大きく湾曲した道路はそのまま海に突っ込んでいくのではないかという気持ちになります。

  • 埼玉のおすすめツーリングスポット

    埼玉のおすすめツーリングスポット

    埼玉県らしい景色を感じるための旅

    すっかり東京都内のベッドタウンという印象になってしまっている埼玉県ですが、実は通好みするツーリングスポットが沢山存在しています。

    都内方面からは東北自動車道もしくは関越自動車道を使うことで、短時間で県北部へとアクセス可能です。

    東北自動車道はそのまま直進をしていくと栃木県佐野市へと抜けていきますので、北関東方面へのツーリングをするときの経由地にしている人も多いのではないかと思います。

    そこまで遠出をするというわけでない人は、途中岩槻市から大宮方面に向かうことでさいたま市内での買い物を楽しむことができるでしょう。

    ちなみに岩槻市から国道122号線に乗って北上をすると、伊奈町や菖蒲町といったところに向かうことができます。

    こちらは新鮮な野菜販売をするお店が多い農村地域となっているので、新鮮な地産地消野菜を買い求めたいという人は定期的に通ってみてもよいのではないでしょうか。

    もう一つの埼玉県内の幹線道路となっているのが関越自動車道です。
    こちらは練馬区方面から川越、鶴ヶ島、東松山といったところを通って群馬県に抜けていきます。

    関越自動車道を使う時に立ち寄ってもらいたいのが上里SAで、上り線・下り線ともにおみやげコーナーが充実しており複数のレストランが営業している場所です。

    関東甲信越方面への高速バスの休憩所にもなっていることから駐車場も広く、かなりたくさんの人で賑わっています。

    おすすめは地産レストラン「上里プリンス」で、他にも焼き立てパンのお店「プリンスフルーニ」といった名物店があります。

    もう少し北上をすると寄居PAもありこちらも一度は立ち寄ってもらいたい名物休憩所となっています。
    特長はサン=テグジュペリの「星の王子さま」とのコラボレーションで、施設内全体がお城のような作りをしているのもおもしろいところです。

    秩父巡りのおすすめルート

    埼玉県へのツーリングといえば秩父方面は外すことができません。
    秩父市は東京方面からは青梅街道から八王子経由で向かうことができる峠道で、バイクで一度は通ってもらいたい場所として「雷電廿六木橋(らいでんとどろきばし)」があります。

    雷電廿六木橋はぐるりと一周している非常に珍しい形状の陸橋で、もともとは埼玉県~山梨県をつなぐ一般国道「彩甲斐街道」の見どころとして作られました。

    グッドデザイン賞を受賞した他、独特の建築デザインが非常に高く評価をされており、ライダーにとってのインスタ映えも最高です。

    周辺を緑の山々に囲まれていることから非常に空気がキレイで、夏場でも涼しく走行をすることができます。

    都内からは十分日帰りで往復できる距離ではあるのですが、雷電廿六木橋は夜間のライトアップも見どころなのでナイトツーリングもおすすめです。

  • ヤマハのバイクの特徴や歴史

    ヤマハのバイクの特徴や歴史

    YAMAHAと言えばピアノ?プロペラ?

    ヤマハ発動機は、もともと「ヤマハピアノ」の製造で知られた日本楽器製造を前身として作られた企業です。

    日本楽器製造は1987年に「ヤマハ株式会社」へと社名を変更しており、そこからさらに分離独立して「ヤマハ発動機」という会社になりました。

    ヤマハの創業は1916年にオルガンの修理業から行われており、社名の「ヤマハ」は創業者である山葉寅楠よりつけられたものです。

    山葉寅楠は和歌山県で生まれた和歌山藩士であり、子供の頃から興味のあった機械関係へと進路を決めました。

    若い時期には長崎で時計作りを学んでいたということで、のちの1884年に現在の静岡県浜松市へと引っ越し医療機器の修理をする仕事に携わります。

    この浜松在住中にふとしたきっかけで小学校のオルガン修理を依頼され、そこからオルガン製造という新しい事業を思いついたのです。

    その後研究によりオリジナルブランドとしてオルガンを作ることに成功し、「ヤマハ風琴製造所」という会社を作ります。
    これが後に日本楽器製造という会社に社名を変更をすることになりました。

    オルガンは機械部分の他、木材を組み合わせて外観を作っています。
    そこから高級木工家具も事業内容としており、創業期より貪欲に数多くの事業を展開していったことがわかります。

    1955年4月にヤマハバイクの初代が製造される

    そんな多角経営をしてきたヤマハが、初のバイク製造を開始したのが1955年4月の「YAMAHA125」です。

    二輪の世界では後発に分類される時期であったことから、製造を開始した当初は「楽器屋が作るバイクだからいい音がするだろう」といった言われ方をしたこともあったようです。

    製造を開始した当初はあまりにも畑違いの製品だったことから二輪車を扱う販売店で取り扱ってもらえないということもあり、かなり苦戦をしたという記録もあります。

    そのためヤマハのバイクは当初日本楽器の支店など楽器を扱うお店の店頭に置かれていたという特殊な事情がありました。

    今も銀座にある山野楽器やその他有名な楽器店で同様にヤマハバイクを置いていたという歴史もあるほどで、既にバイクを持っている人に対しての買い替え需要を狙って広告を打っていました。

    その後バイク性能の高さをアピールするために国内GPに参戦をするようになり、当時の広告には「富士も浅間も認めたこの性能」といった文字が見られます。

    これは1950年代の富士登山レースや浅間火山レースという人気のバイクGPで優勝したということを受けており、次第に高い性能を世間にアピールすることができるようになっていったのです。

    国内市場だけでなく北米にも積極的に輸出をしており、現在も大排気量のアメリカンバイクに定評があります。